予算も手間もかかる家族の引越しをお得に済ませる方法

家族でのお引越しって大変ですよねぇ…

1人暮らしや新婚の2人だけなら車1台の簡単な引越しで済むところが、子どもやペットも一緒に家族まるごと引越す場合は、予算も手間も何倍にも増えます。

節約できるところはしながら、メインの引っ越しは、引越し業者の家族向けパックを利用するのがお手軽です。

家族の引っ越し料金の目安

引っ越し料金は、荷物の量と移動距離で計算されます。それに、1階か上階か、エレベータの有無、大型トラックが近寄れるかどうかなど、さまざまな条件で料金が変わります。

業者によってもずいぶん開きがあるので、日程が決まったら一括見積などを理由して検討しましょう。

あくまでも目安ですが、引越し料金は、次のように、家族の人数もしくは作業員の人数から割り出すことができます。

☆家族の人数による目安

引越しをする家族の人数×約3万円

たとえば、4人家族だと、4×約3万円=約12万円になります。
荷物が多い、道路状況が悪いなどの場合は1人あたり約4万円で計算しましょう。

☆作業員の人数による目安

作業員の数×約2万5千円

作業員が4人の場合は、4×約2万5千円=約10万円になります。

作業員の人数は、荷物量や部屋数によっても違ってきますが、3DK~4LDKだと4人くらいが標準です。手間の多い引越しだと人数も増えるでしょう。

引越し料金は、距離によっても違ってきます。業者によって分け方も違いますが、目安は次の5段階になります。近距離以外の場合は、移動距離(km)×約250円をプラスして考えておきましょう。

・近距離(20km以内)
・近距離(50km以内)
・中距離(100km)
・遠距離(200km以上)
・遠距離(300km以上)

引越し料金を少しでも抑えるには?

引越し料金を少しでも減らしたいという人は、曜日や時間をずらすとかなり割安になります。

引越しの繁忙期は3月から4月です。この時期を外すだけでも数万円の節約になります。

引越しが多いのは、月末、週末、祝日、大安の日などです。

ですので、その反対に、月の初旬から中旬、平日、仏滅の日などを選ぶとグッと料金が下がります。

また、引越しは、朝イチに始めて夜までに終わりたいという人が多いので、逆に、別の引越しが終わった後で荷物を搬出してもらい、翌朝新居に搬入してもらうというプランもあります。

引越しの始まりの時間が確約されないので不便がありますが…

筆者も利用したことがありますが、予定の時間はあってないようなもの。

いつまで待っても引越し業者が到着せず、だんだん暗くなってきて、業者に何度も問い合わせてしまいました。

そういうプランなので仕方ありませんが、引っ越しの準備はできているのにいつ始まるか分からず、段ボールの山に埋もれて待っているというのも、覚悟しておかないといけなかったようです。

でも、その分かなり割安になるので、待つのが苦にならない人にはオススメのプランですね!

家族向け標準プラン

引越しプランは、荷造りと荷解きを自分でするかどうかで準備も料金も大きく変わります。
アート引越センターの場合を例に挙げてみましょう。

<基本コース>

日程にも時間にも余裕があり、荷造りと荷解きは自分たちで行えるご家族向け。

家具梱包、搬出・輸送・養生・搬入・セッティング、資源回収、家具移動サービス

<ハーフコース>

引越しまでは忙しいけれど、引越し後は日程と時間に余裕があるというご家族向け。

荷造り+基本コース

<フルコース>

引越し準備も忙しく、新居でもすぐに普通の生活をスタートさせたいというご家族向け。

荷造り+基本コース+荷解き・後片付け

このように、荷造りと荷解きを業者に任せるかどうかがポイントです。

時間があり、自分でできるという人は、基本コースだけでも十分かも知れません。

また、最近の引越しサービスは、引越し前後のサービスを充実させています。

たとえば、後片付けがプランに入っていなくても、10分間サービスなどの名称で、搬入後の最後の10分間だけ、掃除や荷解きを手伝ってくれる、という業者もあります。

忙しい時に少しだけでもプロに手伝ってもらえるというのは心強いですよね。

業者選びの際に、事前事後の無料サービスをチェックしておくと、当日慌てなくて済みます。